The Future of Darkness. 神が投げた賽を誰が投げた匙で打つ

記事の内容はパラレルワールドでの出来事です。実在しないかもしれないし全部ウソかもしれません。ダウジングや鉛筆転がし、タロットや占い系故障診断が得意です。

フォルクスワーゲン・カラヴェル・ヴァナゴンに見るミッション、デフの漏れ箇所。

分解、点検には時間を掛けましょう。構造を考えながら点検すれば自ずと注視すべき場所が見えてきます。
041caradef.jpg

先ずはこのOリング。デフとミッションの接合部分にあり、漏れてました。Oリングは古くなると硬く
なったり、断面が四角くなってしまったりして漏れがおきます。接合部のナットが緩んで
しまうこともあり、その時に硬くなったOリングが変形したり減ってしまったりして漏れ出します。
そうすると締め直しても漏れは収まりません。ミッションを降ろしてOリングを交換するしかないです。
それと、これは私の考えですが、もっと結合部のスタッドの数を増やしたいです。4本で、しかも
均等ではないのでどうしても面圧が均等にかからないと思いますが。
043caratm7.jpg

ミッション側にはこの様にガスケットが存在してますが、肝心のスタッドからATFが滲み出ます。
ですので組み上げる時にはここの対処をしなければいけません。
042carashaft.jpg

この部分のシールも交換しましょう。もし漏れ出すとATFとデフオイルが混ざってしまいます。
とはいえ、ここはきちんと対策されており、まずシールが二重です。それと、万が一漏れても
一つ目のシールと二つ目の間にオイルホールが設けられており、デフに戻るようになってます。
005cover.jpg

ですのでなかなか漏れないはずとは思いますが、万が一にも漏れてしまったらもう一度やり直しです。
ですので交換しましょう。しかしこれは部品が高いです。ディーラー価格で¥4,800します。
これを二つです。しかし、これをケチってしまって後日、もう一度やり直しとなったら工賃がもう一度
かかってしまいます。ですのでここは迷わず交換しましょう。同じ理由でクランクシールもミッションを
下ろした際に交換しておけば安心です。
004clank.jpg

故障を未然に防ぐことで結果的に出費を抑えられますよ。
他にもアレコレシールを交換しました。降ろさないとできない作業はまとめてやってしまいましょう。
047filter.jpg

ところでATFのストレーナーです。OHしてるにもかかわらず、これだけゴミが溜まっています。
未OHのカラベル、バナゴン(と言わず、ATの車全般ですが)に御乗りの皆様、ここを交換しないで
ATFだけ交換するとゴミが詰まってしまったりしますよ。
053gasket.jpg

最後に、デフのオイルパンのガスケットを製作して終了。今回部品の入荷が2週間先でしたので、
コルクをベースに作成しました。オールドスクールなやりかたですが、昔の整備士さんはよくやりました。
私が以前勤めていた工場ではコルクのシートがロールで在庫してありましたから。
パッキン紙で作ったりもしますが、今回はコルクを使ってあったのでコルクで製作です。
この様に単純な形状でしたら作った方が早いし安上がりです。
カラベルの構造は、今となってはユニークで、整備しやすいんだかし難いんだか判りませんが、
作業していて楽しいのは確かです。そして、乗っても楽しい車ですよ。
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  1. 2008/06/30(月) 10:51:40|
  2. VWカラヴェル・ヴァナゴン
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